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前年比・予算達成率 計算ツール

月の途中で「このペースで着地するといくらか」「あと何売れば予算に届くか」を出します。

達成率と進捗率は別のもの

月の17日目で予算の62%——これは遅れているのか、順調なのか。 月全体に対する達成率だけでは判断できません。見るべきは進捗率です。

達成率(%)= 現時点の売上 ÷ 月の予算 × 100
進捗率(%)= 現時点の売上 ÷(月の予算 × 経過日数 ÷ 総営業日数)× 100

26営業日のうち17日が終わった時点なら、予定は65.4%。達成率62%なら進捗率は約95%で、 わずかに遅れている状態です。残り9日で埋められる範囲かどうかを、必要な1日あたり売上で確認します。

売上の増減は「客数×客単価」に分解する

前年比95%という結果が出たとき、原因は3通りです。

客数客単価読み方と打ち手
維持集客の問題。販促、立地環境の変化、競合の出店
維持注文点数の減少か、安いメニューへの偏り。メニュー構成の見直し
店の力そのものが落ちている。品質・接客・清潔感の点検から

売上だけを追っていると、この区別がつきません。客数は必ず一緒に記録してください。

前年比を見るときの注意

  • 営業日数を揃える。2月は日数が少なく、うるう年でも変わります。1日あたり平均で比較してください
  • 曜日の並びを見る。金土が5回ある月と4回の月では、居酒屋の売上は1割近く変わります
  • 祝日と連休の位置。オフィス街とロードサイドでは、祝日の影響が逆方向に出ます
  • 天候。雨の週末が2回あるだけで、月商は5%落ちることがあります

これらを踏まえずに前年比だけで判断すると、対策が必要ない月に対策を打ち、 本当に落ちている月を見逃すことになります。

日次でつける

この計算は毎日つけると意味が変わります。月末に集計しても、できることは反省だけです。 17日目に「進捗率95%、残り9日で必要な1日売上は現状の1.1倍」と分かれば、 残り9日で打てる手があります。

よくある質問

前年比は営業日数を揃えるべきですか?
揃えたほうが正確です。営業日数が違う場合は、1日あたり平均売上で比較してください。このツールは総営業日数を入力することで、着地見込みベースで比較しています。
進捗率が100%を超えていれば安心ですか?
月の前半に繁忙日が偏っている場合は注意が必要です。曜日の並びと祝日の位置を確認し、残り日数の内訳を見てから判断してください。
予算はどうやって決めますか?
前年実績に、値上げ分と客数の増減見込みを反映させるのが基本です。あわせて、損益分岐点売上高を必ず下限として設定してください。それを下回る予算は、達成しても赤字になります。

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計算結果は目安です。税務・労務・衛生管理の最終判断は、税理士・社会保険労務士・保健所など専門機関の指示に従ってください。