回転率・席稼働率 計算ツール
実績の客数から、席がどれだけ使われているかを出します。理論上の上限との差が、伸びしろです。
回転率と席稼働率の違い
回転率 = 1日の客数 ÷ 席数
席稼働率 = 実際の回転率 ÷ 理論上の最大回転数 × 100
回転率は「席が何回使われたか」、席稼働率は「使えたはずの回数のうち何割使えたか」です。 回転率2.5回転という数字だけでは、それが良いのか悪いのか判断できません。 滞在時間が90分で6時間営業なら理論上限は4回転なので、2.5回転は稼働率62.5%。 一方、滞在時間が150分なら理論上限は2.4回転なので、2.5回転は限界を超えています。
客数ベースと組数ベース
4人席に2人が座っても、その席は1回転しています。客数ベースの回転率だけを見ていると、 席の使われ方の効率が見えません。組数ベースの回転率と合わせて見ると、 「席は埋まっているが人数が少ない」状態が把握できます。
1組あたりの人数が席の構成と合っていない場合、テーブルの分割・結合ができるレイアウトへの変更が効きます。
滞在時間を1割縮めると
滞在時間は回転数に直接効きます。90分を81分にすれば、6時間営業での理論上限は4回転から4.4回転へ。 1割の短縮が、そのまま1割の売上増につながります。短縮の手段は主に3つです。
- 提供時間の短縮。仕込みの前倒し、オーダー動線の見直し。客の満足度も上がる
- 会計の短縮。テーブル会計、キャッシュレス、事前決済。1組3分の短縮でも積み上がる
- 片付け・セットの短縮。ここは客の体験に一切影響しないので、最初に着手すべき
逆に、ラストオーダーの設定や時間制の導入は効果が大きい一方、客の印象に直結します。 繁忙日の週末だけ適用する、といった使い分けが現実的です。
時間帯で分けて見る
1日平均の稼働率が50%でも、ピークの2時間が95%、それ以外が20%というケースはよくあります。 この場合、打ち手は「ピークをさらに詰める」ではなく「閑散時間に別の需要を作る」です。 テイクアウト、時間帯限定メニュー、席の一部をワークスペースに開放するなど。
席数と回転率から売上を組み立て直すなら売上シミュレーターを使ってください。
よくある質問
滞在時間はどうやって測りますか?
席稼働率は何%が目標ですか?
カウンターとテーブルは分けて計算すべきですか?
売上・客数の他のツール
計算結果は目安です。税務・労務・衛生管理の最終判断は、税理士・社会保険労務士・保健所など専門機関の指示に従ってください。