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レシピの分量スケーリング

「4人分のレシピを17人分で仕込む」ときの分量を、まとめて出します。

人分
人分

材料を入れると、右端に換算後の分量が出ます。

材料名元の分量単位換算後

倍率の出し方

倍率 = 作りたい人数 ÷ 元のレシピの人数

4人分を17人分にするなら4.25倍。各材料をこの倍率で掛けます。単純ですが、 12品目を暗算で掛けると必ずどこかで間違えます。まとめて計算するのが確実です。

そのまま掛けてはいけないもの

すべての材料が比例するわけではありません。次のものは、倍率どおりにすると失敗します。

種類調整の目安理由
塩・砂糖・醤油などの調味料0.8〜0.9倍で開始量が増えると味が強く出る。足すのは後からできる
スパイス・ハーブ0.7〜0.8倍で開始香りは量に比例しない。過剰になりやすい
にんにく・生姜・唐辛子0.8倍で開始刺激が強く出すぎる
ゼラチン・寒天倍率どおりここは正確に。目分量は不可
膨張剤(ベーキングパウダー)倍率どおり比率が崩れると膨らまない
煮込みの水分0.85〜0.95倍量が増えると蒸発率が下がる
揚げ油鍋のサイズで決まる倍率とは無関係

3倍を超えると別物になる

分量だけを増やしても、同じ料理にはなりません。量が増えると次のことが起こります。

  • 加熱時間が延びる。鍋の中心まで熱が届くのに時間がかかる
  • 水分の蒸発率が下がる。表面積の比率が小さくなるため、煮詰まりにくい
  • 炒め物は水が出る。フライパンの温度が下がり、蒸し焼きになる
  • 混ぜムラが出る。大量の生地は均一になりにくい

大量仕込みでは、分量を換算したあと必ず一度試作し、 加熱時間と調味の実際の値を記録してください。それが仕込みレシピになります。

原価も一緒に確認する

仕込み量を変えたら、1食あたりの原価も変わることがあります (歩留まりが変わるため)。レシピ原価計算で 出来上がり食数を入れて再計算してください。

よくある質問

塩加減はどう調整すればいいですか?
倍率の0.8〜0.9倍で入れて、味見しながら足してください。足すことはできても引くことはできません。
鍋のサイズはどう考えますか?
容量の7〜8割までが目安です。それを超えると吹きこぼれや加熱ムラが起きます。分量が鍋の容量を超える場合は、2回に分けたほうが確実です。
加熱時間も倍率で計算できますか?
できません。量が増えても加熱時間は比例せず、経験的には量が2倍で時間は1.2〜1.4倍程度です。中心温度を測って判断してください。

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計算結果は目安です。税務・労務・衛生管理の最終判断は、税理士・社会保険労務士・保健所など専門機関の指示に従ってください。