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アルコール度数 計算ツール

ベースと割り材の量から、出来上がりの度数を出します。目標度数からの逆算もできます。

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混合後の度数の計算式

出来上がりの度数(%)= 各酒の(量 × 度数)の合計 ÷ 総量 × 100

ウイスキー45ml(40%)を炭酸135mlで割ると、 アルコール分は45 × 0.40 = 18ml。総量は180mlなので、18 ÷ 180 = 10%です。

厳密には、水とエタノールを混ぜると体積がわずかに収縮するため、 実際の度数は計算値より0.1〜0.3ポイント高くなります。実務上は無視して差し支えありません。

主な酒類の度数

種類度数のめやす
ビール4.5〜5.5%
日本酒15〜16%
ワイン11〜14%
焼酎(乙類)25%
焼酎(甲類)20〜35%
ウイスキー・ブランデー40〜43%
ジン・ウォッカ・ラム・テキーラ37〜50%
リキュール類15〜30%
梅酒10〜15%

目標度数から割り材の量を出す

必要な総量 = アルコール分 ÷(目標度数 ÷ 100)
割り材の量 = 必要な総量 − 酒の量

焼酎60ml(25%)でアルコール分は15ml。度数7%にしたいなら、 15 ÷ 0.07 = 約214ml。割り材は214 − 60 = 154mlです。

グラスのサイズが決まっている店では、この逆算が使えます。 360mlのジョッキで度数7%にするなら、必要なアルコール分は25.2ml。 25%の焼酎なら約100mlです。

純アルコール量

純アルコール量(g)= 量(ml)× 度数(%)÷ 100 × 0.8

0.8はエタノールの比重です。厚生労働省は、生活習慣病のリスクを高める飲酒量として 1日あたり純アルコール量で男性40g以上、女性20g以上という数値を示しています。 これは、度数5%のビールなら男性1,000ml、女性500mlに相当します。

2024年に公表された「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」では、 純アルコール量での把握が推奨されています。メニューに純アルコール量を併記する店も出てきています。

提供量とコストの関係

度数を下げれば、同じ売価で酒の使用量を減らせます。 ただし度数を下げすぎると「薄い」と言われ、リピートに影響します。 1杯あたりの原価と、実際の度数の両方を管理してください。 原価の計算はドリンク原価計算で行えます。

よくある質問

水とアルコールを混ぜると体積は減りますか?
わずかに収縮します。そのため実際の度数は計算値より0.1〜0.3ポイント高くなりますが、飲食店の実務では無視して問題ありません。
氷が溶ける分は計算に入れますか?
厳密には入れるべきですが、溶ける量は時間と気温で変わるため、提供時点の度数として計算するのが一般的です。ロックで長時間かけて飲む場合は、実際の度数はこれより低くなります。
純アルコール量はなぜ計算するのですか?
厚生労働省が健康に配慮した飲酒の指標として純アルコール量での把握を推奨しているためです。度数と量の両方を考慮した客観的な指標になります。

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計算結果は目安です。税務・労務・衛生管理の最終判断は、税理士・社会保険労務士・保健所など専門機関の指示に従ってください。