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人時売上高・人時生産性 計算ツール

人時売上高は、シフトが多すぎるか少なすぎるかを判断できる唯一の数字です。

入れると人時生産性も出ます

時間

社員・アルバイト・店主の合計

人時売上高とは

人時売上高 = 売上高 ÷ 総労働時間

従業員1人が1時間働いて、いくらの売上を作ったかを示します。 人件費率が「結果」を見る指標なのに対し、人時売上高は「原因」を見る指標です。 人件費率が高いとき、賃金が高いのか、働いている時間が長いのかを切り分けられます。

総労働時間には、社員・アルバイトだけでなく、店主自身の労働時間も必ず入れてください。 入れないと数字が実態より2〜3割よく出ます。仕込み、発注、清掃、事務、すべて含みます。

人時売上高の目安

業態人時売上高のめやす
居酒屋4,000〜6,000円
カフェ・喫茶3,000〜4,500円
ラーメン・立ち食い5,000〜8,000円
ファミリーレストラン5,000〜7,000円
高級店・専門料理店6,000〜10,000円

目安として、人時売上高が平均時給の3.3倍あれば人件費率30%になります (法定福利費を含めた実質時給で計算した場合)。時給1,200円なら、 人時売上高4,000円が最低ライン、ということです。

人時生産性のほうが正確

人時生産性 = 売上総利益(売上 − 食材費)÷ 総労働時間

原価率が違う店を比べるなら、こちらを使います。 売上ではなく粗利で見るため、「安いものをたくさん売る店」と「高いものを少し売る店」を 同じ基準で評価できます。

下げるのは時間ではなく「配置」

人時売上高が低いとき、単純にシフトを削ると、ピーク時のサービスが崩れて客数が落ちます。 先に見るべきは、時間帯別の人時売上高です。

  • ピーク時間:人時売上高は高い。ここは削らない
  • アイドルタイム:極端に低い。ここに削減余地がある
  • 開店前・閉店後:売上ゼロ。仕込みと清掃の時間を短縮できないか

実際の対策としては、仕込みの前倒しと集約、シフトの開始・終了時刻の30分単位での調整、 アイドルタイムの一時休業、券売機・セルフレジ・配膳ロボットによる業務の置き換えなどがあります。

売上そのものを増やして人時売上高を上げる方向なら、 売上シミュレーターで客単価と回転率の影響を確認してください。

よくある質問

店主の労働時間も入れるべきですか?
必ず入れてください。個人店では店主が最も長く働いていることが多く、これを除くと人時売上高が実態より大幅に高く出ます。
休憩時間は総労働時間に含めますか?
含めません。実際に働いた時間(実働時間)で計算します。休憩時間は賃金も発生しないため、除いたほうが実態に合います。
時間帯別に計算したほうがいいですか?
はい。1日平均だけでは、どの時間帯に余剰があるかが見えません。ランチ・アイドル・ディナーの3区分だけでも分けると、削減すべき場所がはっきりします。
人時売上高を上げるには?
売上を増やすか、労働時間を減らすかの2通りです。実務では『アイドルタイムの労働時間を削り、ピークはそのまま』が最も副作用の少ない方法です。

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計算結果は目安です。税務・労務・衛生管理の最終判断は、税理士・社会保険労務士・保健所など専門機関の指示に従ってください。